「喋よ花よ」
小さい頃から両親や祖父母に可愛がられてきたけれど
自分が世界一可愛いと思ったことないし、感情が表に出しにくい子でブスっとしてることも多かったから、父からいつも
「女の子なんだから愛想良くにこにこしてなさい」 と
言われていた。子どもだからイヤな時はイヤだし、楽しい時は楽しいと素直に表現したかっただけ。何で大人に気を遣わなければならないの?と父を嫌っていた。私は私らしくいたかった。大人になるまでは、男の人に媚びるとか機嫌をとるとかそんなことはしたくないから、あからさまに嫌われたりもしたっけな……とにかく、女だから男だからの決めつけとか窮屈で仕方なかったから、今の時代になってからはだいぶ生きやすくなったよ。
喋よ花よ、親になり息子が2人生まれてそれはそれは可愛いし大切に育てている。でも甘やかすのはまた別だと思う。両親に感謝しているのは、いつもどこかに連れて行ってくれて色んな経験をさせてもらったこと。色んな大人に会わせてくれたから、のちのち役にたったこと。ただ2人とも忙しくて話しを聞いて貰えなかったり、母からキツく当たられたことも多いから、息子たちにはそんな思いをさせたくない。
絵里
8/8/2023, 1:53:49 PM