大好き…
おばあちゃんがいた。
彼女の車椅子の手すりの消毒をしているとき、
彼女は私に「大好き」を言ってくれる。
「はるこさん、手すりの消毒をさせてください」
と、声をかけるのだが
キラキラした瞳で
「あなたの声、大好き」と言ってくれる。
困ったことに、私はそれが、とても うれしい。
私は誰かに、大好きと言ったことはない。
一生言わないかもしれない。
大好きに責任が持てない。
大好きと言われたら、
ずっと大好きを裏切れない気持ちになる。
マジメすぎだろうか…
3/19/2025, 4:54:34 AM