田中ボルケーノ

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故人を偲ぶという時間が割と好きである

もちろんいなくなったのは寂しいんだけど

ふ、とした時になんとなく

そう言えば、こんなこと言ってたなあ、とかつって

思い出したりして


例え泡が弾けても

その飛沫が

糸で結びつき

誰かとの繋がりを示してくれる


その巡らされた糸の中に立ち

幾度と思い出しては

私は生きる、ということの意味を

また感じるのである


            ひそかな想い

2/20/2025, 12:26:02 PM