8/14(木)【君がみた景色】
「ねぇ、空ってどんな色?」
ふと、隣にいる彼にこんな質問をしてみた。
「え、急にどうしたの?笑」
隣にいる彼はちょっと困惑した様子でそう答えた。
雲一つ見えない快晴の日だった。
私は彼と近所の河川敷で隣り合いながら大好きな景色を見ていた。
「空の色かぁ。あお、、、、、、、」
私の不意な質問に、「急に何?笑」って笑ってバカにするくせに、結局真面目に答えてくれる彼。
そんな彼が愛おしくてたまらない。
「見たまんまでいいんだよ。私はね、今君が見ている景色を知りたいの。だから、あなたの言葉で教えて。」
「、、、空は青いよ。でも今日はちょっと雲が多めだなぁ。」
どこか切なそうにそう答える彼。
「そっか。今日は雲があったのかぁ。」
「教えてくれてありがとね。そろそろお家帰ろっか!」
そう言って私は立ち上がる。
彼もちょっと遅れて立ち上がる。
大好きな彼の腕を掴む。
歩幅を合わせてゆっくり家への道を歩いていく。
「一緒に歩いてくれてありがとね。」
「これからも俺がずっと一緒に歩くよ。」
彼がくすっと笑いながら言う。
「じゃあ、急にいなくなったりしないでね!
私いなくなっちゃったら探せないからね!笑」
「いなくならないよ笑」
この時間が好きだ。
大好きな人といつもの道を歩いていく。
歩きながら感じる風、匂い、体温、全部が大好きだ。
幸せだなぁと感じながら、上を見上げる。
彼が教えてくれた景色はやっぱり雲ひとつない青だった
8/14/2025, 4:01:41 PM