太陽がじりじりと大地を焦がす真昼。蜃気楼に誘われて歩むと向こうから君が手を振ってくる。僕は嬉しくなってそっちに向かおうとするんだ。でもグイって腕を引っ張られてそっちに行けない。振り返ったら泣きながら君が僕の腕に抱きついている。おかしいなって思って前を見たらそこはため池だった。たくさんの手が伸びてて手招いていた。耳元で「ざんねん」って聞こえてハッとした。白晝夢か…それとも…#真夏の記憶
8/13/2025, 9:00:33 AM