「君と歩いた道」20年ぶりに地元に帰ってきた。なんにもないけど、目の前には綺麗な海が広がる私の故郷。高校を卒業して大学へ行くために私は都会へ出た。大好きな親友を、この地に残して。急な坂を登って町全体が見下ろせる見晴らしのいい丘へ向かう。子供の頃から大好きだった君と歩いた道。「久しぶりだね。会いに来たよ。…直ぐに来れなくてごめんね。子供の頃から好きだったお菓子買ってきたよ。」丘の上にある墓地で親友の名前が刻まれた墓石に手を合わせた。
6/8/2025, 11:18:56 AM