※少しホラーが入っていますそれと少しグロテスクな内容のため見たい方だけ見てください
もうあの時の遠いの記憶は、思い出したくない
本当は僕が悪いんだ僕が…全てを壊した、めちゃくちゃにしたんだ
皆僕を蔑んだ目で見てくる
もう嫌なんだ皆が僕を蔑んだ目で見てくるのは
僕はただ昔の優しいあの時の目で僕を見てほしかったその目を僕だけ向けてほしかったただ…それだけなんだ
でも、僕には家族はいない
なんでか分かる?
だってこの僕が、皆を殺したから
僕は4人家族だった。父、母、僕、弟
弟が生まれてから皆僕を透明人のように扱って、僕がわがままを言うと「お兄ちゃんなんだから」とか理由をつけて僕を見てくれない
僕は弟なんて欲しくなかった、弟なんていらない!
そんな理由だけで人を殺して良いのかって?
しょうがないじゃん、僕だけを!僕だけを見てくれないなんてそんなの僕は何のために生まれてきたのか分からないじゃん
殺したことに後悔はしていない
でも最後に弟を殺そうとしたのは間違いだったなぁそのせいで、僕は弟を殺せなかった!
と彼は僕に話してくれた。彼は今年13歳を迎えたばかりで、まだあどけなさがあるが彼の家族は、彼によって殺され、彼自身も罪を認めている
どうして、僕は彼に話を聞きに来たかと言うと、大学の授業で彼の事を教授がはなしていたからだ。
それで僕は少し興味が湧き彼のいる少年院に向かった。
でも僕は話を聞いて一つ引っ掛かったことがある、それは、どうして嫌っているはずの弟を最初に殺さなかったのかだ、どうしてもそこだけが引っ掛かった
そして僕は聞いた「どうして最初に殺さなかったのか」とすると彼は「最後にした理由ねえ…最後にした方が恐怖心が増すかなぁって思ったからかなぁ(笑)」とにやにやしながら僕を見た。彼の目を見ていると背筋が凍るような寒気がする。でも僕はそんな彼を見ても彼がそんなことを考えてるようには見えなかった。そして僕は彼に毎日のように会いに行った。理由はただ一つ彼の本性を暴くためだ、彼はまだ本性を現していないと僕は直感だが思った。そしてある水曜日の事ふと僕は彼の弟に会ってみたくなり、教授に弟さんの事を聞きに学校へ向かった。
教授は僕に「あぁ弟さんね今まだ入院してるんだって確か病院は鈴峰聖禾(すずみねせいか)病院だったような待ってろ、調べてきてやるから」と先生は近くのたなの中から一冊のファイルを取り出してきて僕に見せてくれた。そしてそこには鈴峰聖禾病院と書いてあった。僕は先生にお礼を言い職員室を出た。そして病院に着くと面会カウンターに向かい「あの○○さんと今面会って出来ますか?」と訪ねると「君は家族かその知り合いですか?」と聞かれ僕はとっさに「はい、知り合いです」と嘘をついてしまった。でもそのお陰で弟さんの病院にすんなりはいることが出来た、弟さんのいる病室を聞きにナースセンターに行き看護婦さんに病室を聞いた。
そして僕はついに弟さんの居る病室を見つけなかに入ったすると弟さんが座って外を眺めていた。
「あの~○○さんの弟さんですか?」と僕は弟さんに話しかけたすると「はい、またかまた警察のかたですか?もう来ないでくださいと行ったはずですが、どうしてこうも毎日のようにアイツの事を聞きに来るんですか!」とイライラしながら言われたしかし僕はそんなつもり出来たわけではない「違うんです、僕は警察ではなく、お兄さんと仲良くさせてもらってるただの大学生です」と答えると少し驚いたような顔をした後に安堵が見えた。僕は違和感をもったがそれどころではない「良かったまた兄さんの事聞きに来たのかと……あ!」と動揺を見せた
僕は「さっきお兄さんの事をアイツと言っていたのにどうして『兄さん』と言い換えたんですか?それと僕はお兄さんの見方です。そしてあなたの見方でもある、2人の事件の真相を知りたいんです!お兄さんに何回もあっているのですが、僕にはどうしてもお兄さんが嘘をついてるようにしか見えないんです、何があったか教えていただけないでしょうか」
と僕が言うと僕の気持ちが伝わったのか、僕にあることを教えてくれた、それは衝撃的真実だった
「本当は兄さんは何も悪くないんだ!ただ僕をかばってくれた…それだけなんだ」
「それはどういう事?」と聞くと「僕は両親に暴力を受けていたんだそれを兄さんは毎日のように僕をかばってくれていた、それで僕は兄さんにこう言ったんだ(お父さんとお母さんが居なくなればいいのに)ってそしたら兄さんが(分かった、おまえのその願い叶えてやる約束な)って言ってくれたそれで僕は(うん約束)って言ってしまったただそう言ってくれるだけで僕は嬉しかった、でも兄さんはそれを現実にしたんだそしてあの日、両親を殺した日僕に(絶対にあの日の約束は誰にも言うなこれは2人だけの秘密だ分かったか)って僕をかばってくれたんだでも本当は言いたかった僕のせいなんだ!僕が兄さんのてを汚させたんだってでも兄さんが僕に約束を果たしてくれたように僕も兄さんの約束を果たさないとと思っただから僕は兄さんの言うことを聞くことにした、ねぇお願い大学生さんどうかお兄さんを助けてあげて…お願いします」と僕に頭を下げた
僕にはどうしようもできない、未来を変えることなんてましてやお兄さんを無罪にすることなんてでもその真実が確かなら使えるかもしれないと思った
僕は弟さんに「もしこれから裁判がある場合その話し証言してくれるないか」と言うと答えはすぐに決まった。
そして次の日僕は少年居に行き矯正職員に彼の事を全て話した。そして僕はその日以来彼らの事件に首を突っ込むことを辞めた
彼らがどうなったのか何も知らない、今どうしているかも。
僕は彼に会うのが怖かった最後の最後て逃げてしまった卑怯ものだと思われるでも、あの日見たあの目を僕はいつになっても忘れることはないだろ
でも、僕も人の事は言えないかもしれないなぁだって僕の両親も…あの日の遠い記憶のように…ね
7/17/2024, 4:32:21 PM