優しい陽の明かりと頬杖

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モンシロチョウ

白く 羽ばたく
太陽に 鮮やかな 羽 広げて
庭先に 鼻を 伸ばす 犬たちと
影法師を 写し出す

踊る 影が 哀しみを 忘れ させる
音もなく 跳ねる 時間に 
泣かないでって 囁く ようで

僕は 忘れて いたよ
こんなに 鮮やかな 昼の 太陽
花たちが 想い出を 咲かすたび
白いドレスを 纏う 君を 思い出すから

時間を 泳ぐ 波紋を 作る
世界が 変わる 穏やかな 雰囲気 廻る
モンシロチョウと 白い犬の 影法師
長い 午後を 越えてきた 

君の 作る 詩を 
あの 白い ドレスを
靡かせ ながら
君の 作る 風の 歌と
君の 謳う 影法師 

陽気な メロディと
羽を 広げた モンシロチョウと
足を 蹴りながら 雲を 駆け上がる 子犬と
白いドレスの 陽気な 歌と
長い午後を もう少し 見させて

終りが来る前の 楽園で 雨が 降るまで
長い 午後を 影を 作り ながら

5/10/2024, 11:16:55 PM