どうすればいいの?
「どうすればいいの?」と問う孫娘に、おばあちゃんは答えた、「どうすればいいのか分からん時は、どうもできん時やから、何もせんくていい」「どうしてよ、そんなの駄目じゃない」涙声の孫娘に、おばあちゃんは続けた、「人生は、どうにもならんことの繰り返しだよ、そんな時は下手に逆らったりせずとも、なるようにしかならんもんさね、あんた自分の力を過信しちゃあかんよ、それこそ駄目だわ、何事もどうしょうもない、どうすればいいのか分からん時は、時任せの神任せでいいんだよ、どんな煮え湯も喉元過ぎれば熱さを忘れる、せいては事を仕損じる、そのうち何処からか他力の風が吹くものさ、そん時に思い切り帆を張れるように、どうすればいいのか分からなくなった時は、帆を仕舞って、時に任せなさい、なるようになるから」そう言って、おばあちゃんは笑った。
「他力の風を信じ、感謝する気持ちがあれば、どうすればいいの?と途方に暮れる時も道は開ける」おばあちゃんの金言でした。
孫娘は、そんなおばあちゃんの金言を胸に今日も生きてます。
おばあちゃん、ありがとう。
令和6年11月21日
心幸
11/21/2024, 10:34:10 AM