未来の記憶
私の料理は独学のようでいて実は舌の記憶を頼りに過去の味の再現なのだ。それでもあの味には遠く及ばない。水か?塩の量か?何か特別な調味料か?
もう聞くすべは無い。
結局味の素、パッパッパッが決めてだったりして。
子供達があれ、あれ…ん~名前分かんないけどあれ食べたいと言ってくる。名前がないけど代々作り続けて来た美味しいあれ。
子供達の子供達もそれを食べて将来同じ事を言うのだ。
『あれ食べたい』と…。
天国に行ったら真っ先に教えを乞う
あれは何入れるの?って。
2/12/2025, 10:44:14 AM