吹き荒れるような毎日に、
いつしか心がしんどくなった。
暗闇の中で零す涙と嗚咽が
止まない嵐みたいなんだ。
「一人の夜は怖くなる」
誰かがそう言っていた。
こんなとき、
“同じ人がいて心強くなる”
なんて、嘘っぱちなんだよ。
今、この瞬間、毎分、毎秒、
この孤独と虚しさと、
戦っているのは私だけ。
この苦しみは私だけじゃないなんて、
そんな綺麗事はいらないよ。
それでも、明日が来てしまうから、
朝日が窓を照らすから、
何事もなかったように日々を生きるの。
【嵐が来ようとも】
7/30/2024, 8:18:20 AM