紫乙

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初めて会った日は、雨が降っていた。
私は、いつもそう。
大切なイベントのある日は雨。

君に会いたくて、想いが募って、会わないでは居られなくて。
知識もないまま、君の住む町まで車を走らせた。
ワクワクしてたから、怖くなかった。

君は突然のそんな私の行動を受け入れ、喜んてくれた。

それから、何度だろう。
君に会いたくてワクワクして会いに行った日々。

あんなに会いたかったのに。
いつの日か、沈んだ気持ちで帰ってくる日々。
いつの間にか、会いに行かなくなった。

1/19/2024, 9:02:29 PM