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青く深く、その気持ちを海の海底に捨てるように

あなたにあげたいのに、アナタのとなりには、

別な人がいて、別な人に笑いかけていて、

嫉妬に掛けられてしまった人はね、その女の子を

殺めてしまったんだ、それでね、それ以降も、

頑張って付き合っては殺されてを繰り返されて、

可笑しいと思って私に相談してくれたんだよね。

それはね、日向クン。原因の人はね、物凄く、

近くに居るよ、見えていないだけで、キミをね、

ずーっと、ストーキングもしてるし、盗撮や盗聴

何だってしているんだよ、例えば…裸体だったり

自分しか分からない事だって知っているかもね。

多分この会話も聞かれてる、GPSも付けられてる

なんて、日向クンも、まだまだ危機感が薄いよ。

だけどね、拒んでも良いんだよ?こんなの…、

本当に望んだことじゃないでしょ?

私には分かるよ?アルターエゴでもだよ?

だって、前から色んな人に相談してたよね?

苗木クンには心当たりがあるらしいから、

今は手を出せてないけど、実行されそうなら、

霧切サンも来るって言ってくれてるんだから、

大丈夫だよ、だからね、怖がらないで今から、

小さな声で言う指示をちゃんと聞いてね。

先ずは後ろを絶対に振り向かないで、

そして、カムクライズルクンに連絡を入れて、

そしたら、その後に、直ぐに武器を構えて、

後にいる人を見ても驚かないで動揺もしないで、

逆に興奮させちゃうから、えっと…ドMではない

…と思うけど…、まぁ、それはそれとしてね、

絶対に負けないでね、キミには'友達'であっても、

止めなくてはいけないからね、恋愛ゲームで言う

ヤンデレルートに直行しちゃうからそれを防ぐ、

方法を言ったからね、ヤバそうなら他にも一斉に

連絡が入るようにしてあるから安心してね。

それじゃあ、頑張ってね、日向クン。



そう言われてから、その行動をした、先ずは、

後ろを見ずに、双子の弟のイズルに連絡を入れて

武器を構える、そして、少し振り下ろす。

(言われてはいないけど多分合ってるだろう)

そして、振り返ると、七海の言っていた'友達'、

その正体を知ってしまった時には既に遅し。






"流石だね!日向クンはやっぱり身体能力に、

自信があるようだけど、ボクには運があるから、

もう、逃げられないよ?ね?諦めてよ?"






言われてしまったが、落ち着いて七海の言った、

言葉を思い出して行動しよう、まだ時間が長く、

感じてしまっているのはこの空間のせいだろうか

何だって良いから早く来てくれ…誰か…。

武器を持ち対峙していたが直ぐに変化が起こった

幸運にも狛枝の周りに落ちて来たのは、拘束具だ

俺にとっては、最高の不運だけどな。

それを拾って不適な笑みを浮かべながら此方へ…

と思った瞬間にドアがこじ開けられて防がれた。

'日向クン?!無事かな?!''ハジメ。無事ですか'

二人の声が同時に聞こえた、苗木とイズルだった

安心したのも束の間、狛枝が此方へと来ていた。

ヤバイと思って避けようとしたが足に何か絡んで

不運にも逃げられずに、何かされそうになるが、

'アナタのような人にハジメを渡しません。'

'ごめんね!狛枝クン!今回ばかりは諦めて!'

二人の言葉がまた同時に聞こえると狛枝に何か、

スプレーをかけて、眠らせていた。

終わったのだ、危ないと思いつつ、一息付くと、

二人が抱き締めてくれた。

'日向クンが無事であってくれて良かったよ…。'

'ハジメが無事であれば全て良いんですよ。'

そう、言われてからやはり自分には二人しか、

居ないと思いつつ、狛枝にはごめんと感じながら

少し気持ちを蔑ろにした後悔が少しだけ残る。

けど、この後に待っていた、十神のお叱りに、

比べてしまったら大分マシだと感じたのは、

間違いはないのではないだろうか。

狛枝は、後日二人に暫くの間俺に接近禁止令と、

誰が所有しているかを示すモノを示して、

俺が顔を真っ赤にして、狛枝がハァハァ悶えた、

その事実だけは、知りたくはなかったような?

知りたかったような気は、

今となっては、どっちなのかは分からない。


狛→→→→→→→日(日には狛へ恋愛はなし。)

(実際は苗日&カム日(カム日苗))(未来機関パロ)

6/29/2025, 12:14:27 PM