川沿いの枝垂れ桜の可憐さとか。道端の落ちた花弁の絨毯とか。雲一つない晴天とか、どこを見たって雅なのに。どこかで聞こえるくしゃみの音でつられて俺までくしゃみが出る。つらいなァ。でも綺麗だなあ。花粉症さえ無ければなあ「春爛漫」――――――――考えたまま寝落ちて、朝だ。一度迷ったら書き散らすのも難しい。そんな、ほろ苦い夢みたいな、そんな、焦がれてやまないような、甘い気持ちは知らないもの。「誰よりも、ずっと」
4/10/2024, 10:59:55 AM