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もし、わたしにホルンという存在がなかったら、わたしはからっぽになっていたかも。

ホルンを吹いているとき、触れているときは、わたしは存在していていいんだ、っていう安心感を感じられる。

だからこそ、最近は、部活を引退したあと、何を心の灯火にしたらいいだろうって考えて不安になる。

中1で吹奏楽部にはいって、ホルンに触れて、そこから私の生活はホルン中心に回ってた。

高校も、ホルンをより高いレベルで吹けるようになりたい、もっといい音を目指したい、って思って選んだ。

でも、大学までホルンを中心に選ぶわけにはいかなくなった。

音大に行きたいけど、そんなお金はない。

ほんとに、虚しくなるなぁ。

けど、そんな事を言ってたって何もかわらないし、ただ現状維持しようとし続けるわたしがいるだけになっちゃう。

あと1年、部活を引退するまでは、ホルンが心の灯火であってもいいかな。

けど、1年後には、新しい灯火を見つけていなきゃだめ。

わたしには、すごく難しいことだけど、それを乗り越えていかないと。

がんばれ、わたし。

新しい、心の灯火を、みつけて。

9/2/2024, 10:11:10 AM