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『既読のつかないメッセージ』

朝起きてすぐスマホを確認した。あぁ今日もだめか。こんな日々が始まってどのくらいが過ぎただろう。私は始まりの日を思い出した。高校生のときから私は本当の友達と言える存在がなく、さみしい高校生活を送っていた。大学生になってもそれは同じで、いわゆる「ぼっち」だった。そんな大学生活を照らしてくれたのは〇〇ちゃんだった。〇〇ちゃんというのはネコカフェで知り合った友達。私は猫が大好きで、週に5、6通っている。つまりネコカフェの常連だ。〇〇ちゃんは週に2、3回通っていたのでよく見かけていた。友達になりたい!ずっとそう思っていた。ある日、

9/21/2025, 8:51:40 AM