朝起きると彼LINEがきていた
「今夜あの公園で会おう」
「うん!」
あの公園は私と彼が初めてあった特別な公園だ。
今日は彼に会えるからメイクも気合を入れたのに
「別れよう。」そんな冷たい声が暗い公園で響いた。
「なんで?別れたくないよ。」
「ごめん。好きな人ができたんだ。」
「あぁ...そっか。」
「まぁ別れても友達だから。それじゃ」
そう言って彼は去っていった。
その方向ってあなたの家の方向じゃないよね?
まさか好きな人の家に行くの?
そんなことを思っていたら涙が頬を伝った。
彼には私の思い伝わってなかったのかな?
私の何が悪かったんだろ?
彼のことを考えていたら,
気づいた頃には24時を回っていた。
「好きだったよ...今までありがとう...。」
そんな声は暗がりの中に消えていった。
─────『暗がりの中で』
10/29/2022, 6:48:09 AM