多田野一人

Open App

終わらせないで
ねぇ、憶えてる?あの日のこと…そうあなたに云うと、あなたは唇をキュッと噛んで瞳を逸した…
あれは、満開の桜の並木道で、お互いの気持ちを、確かめたあの日…ずっと片想いを温めていて、前の夜、ドキドキし過ぎて一睡も出来なくて…この櫻が散る頃には、もう逢えなくなるかもしれなくて、だからもしかしたら、もう二人で逢うきっかけも無くなるかも…何て思いながら、あの日を迎えた…
だから、決してこの関係を失いたく無いから…この先もずっとずっと続いて欲しい…

11/28/2023, 1:59:52 PM