本は不思議な存在だ
本屋に寄るといつも気になった本を手に取り、タイトルやあらすじを見ては戻しを繰り返す
読んだことのある小説や昔から並んでいる小説の表紙や貼ってあるポップ広告を見るたびに
この本続編出たんだ
この本映画になったんだ
と心の中でつぶやく
そんなこんなで本選びにはいつも時間がかかる
ようやっと選んだ本はその日のうちに読み切ってしまうこともある
逆に読み切るのに1ヶ月かかったこともある
しかし不思議といつも読む本はどれも読んで良かったと思える
ジャンルは問わない
ページをめくるたびにふわっとしたあの紙の匂いにも心地良さを覚える
そしてまた本屋に行きたくなる
この本の不思議な魅力のついて僕はこう思う
きっと僕が本を選んでいるんじゃない
本が僕を選んでいるのだと
本は人を選ぶ
人はそれに運命を感じる
だから読んで出会えてよかったって思える
きっと僕はいつも探しているのだ
本との出会いを
忘れられない1冊を
時にはその出会いを友人に自慢することもあるだろう
そうして1人、また1人ページをめくる
大好きな1冊を探して
「ページをめくる」
9/2/2025, 12:31:08 PM