街の明かり
少し小高い坂の上にある公園は夜になると夜景が綺麗なプチスポットで気にいっている。
ご多分にもれず一人でみているのだが。
チラホラとデートらしき組もいる。
いつも思う。あの明かりの下には知らない誰かがいて、
楽しい、苦しい、嬉しい、哀しい、ムカつくなんて、
喜怒哀楽フルコンボあるんだろうな。
知らない誰かは自分の事で精一杯だったり、元気な子供を追い回したり、病気の誰かの側にいたり、フラれたりしてるのかな?
人がいるって不思議だ。街の明かりにホッとする。
自分の家の明かりも誰かがホッとしたらいいな。
そうしたら生きていてもいいんだって安心するかもしれないし、どんなに嫌でも時間は過ぎて明日は来る。
明るくなったら、見えないけれど今度はイキイキとしたエネルギーが満ちていく。
今夜の明かりをつける為に。
7/8/2024, 10:05:23 PM