「霜降る朝」
朝起きてカーテンを開ける。
そんな日常的な生活の中に、
いつもとは少し違うものが。
「...わぁ、まっしろだ...」
霜の降る季節になってきた。
霜が降るってことはそれだけ寒いって
認めることにもなるけれど、
けれど、やっぱり毎年見ていても美しい。
いつもとは違う幻想的な雰囲気は、
見ているだけで楽しい、心が華やかになる。
「うぅ、さっむ。」
起きてばっかだからパジャマのままだけど、
折角の霜だもの、近くで見たくなっちゃった。
...どうせ今年の冬も嫌というほど
見ることになるだろうけど。
どうしてこんなに毎年見て毎年苦しんでるのに
これほどまでに美しく見えるのかしら?
なんて考えながら霜を撫でる、
指はもう真っ赤に染まっている。それでも私は、
"霜の降る朝"を愛しながら、
また「来年も...」を望んでしまうのだ。
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Twitter垢 @ramunegumi_780
11/28/2025, 1:32:35 PM