コトノハ

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はなればなれ

バス待ちの時間。突然君は言った。
「僕ね、転校するんだ」と言った君。
「そうなんだ...」と言った私。
その頃にはもう君が好きだった。
バス待ちの時間のお話ももうできないと思うと
寂しく感じた。
ああ、もう会えなくなるのかな...。
もっと、お話したかったな。
君は私の気持ちを知らない。
バスが来て、一緒に隣の席に乗る。
途中の駅で降りる君の後ろ姿を見送る。
一人になった席でため息をついた。
駅につき降りる。涙を我慢しながら、
一人空を見上げた。
綺麗な月がのぼっていた。
きっと何年たっても君を忘れられない。
今でも君が好き。
ああ、今も君は同じ空をみてるのかな...

11/16/2024, 10:50:25 AM