愛花

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隠された手紙は
いまでも
わたしの大切にしている
引き出しの中に眠っている

渡すことのできなかった
ラブレター♡

迷いに迷って
渡すのを
諦めてしまった

わたしの弱さに
勝てなかった

恋♡に不安だった

ダメだったらとか
嫌われたらとか
マイナスイメージしかなくて
勇気が全然なくて

ときどき
手紙を読んでみると
とても懐かしい

あのとき
はじめて書いたラブレターは
何を書いたら良いか
色々と試行錯誤した

うまく書けなくて
消したり
破ったり
イライラして
文章力のなさに

こんな手紙なんて読んだら
わたしのこと
好きになったりはしないよね

本当は
好きなのに
好きなのに
どうして
こんなに苦しいの

わたしは
わたしは
恋ダメなんだ

それから
手紙はなんとか
自分なりに
書き上げた

しかし
わたしの好きなひとは
他の女の子と
付き合うことになって
わたしは
手紙を渡すことはできなくなった

泣いた
いっぱい泣いた

もしあのとき

手紙を渡していたら
どうだったんだろう
結果なんて
関係なかった
わたしはすごく
後悔した

懐かしいね
当時こんな手紙を
真剣に書いた
わたしは
今のわたしが
修正して
好きなひとに
渡したら
きっと感動するに違いないと
自信たっぷりに思った今日この頃







2/2/2025, 11:40:42 PM