『ルール』
ルールをしっかりと守る彼、本当に素敵。
男の子なのに、何もかも丁寧。
掃除、勉強、持ち物、服装…全部ぜ〜んぶ。
私はそんな彼のことが好き。
そんなある日、私は学校の帰り道に彼とあった。
「…ねぇねぇ、今日予定空いてる?」
『ムリー』
「…明日は??」
『……』
「図書館で遊べない??」
彼はマスクの裏でニヤッと笑うと言った。
『いいよ。何時から?』
私は喜んで時間と待ち合わせ場所を決めた。
『よぉ。』
彼が、待ち合わせ場所で待っていた私に声をかけた。
「あ!ねぇ、こっち!!」
『…』
私が歩き出そうとすると、彼に手を握られた。
「!?」
『…あのさ、図書館じゃなくて外で遊ばね?』
「い、いや、あの、でも、だめだから…親にダメって言われてる、から…」
『なんで?』
「そ、そういう、ルールだから…」
『ルールは、破るためにあるんだぜ!!』
彼は笑いながら言った。
「じゃ、じゃぁ、少しだけ…」
『よし!!行くぞ!』
彼は、私の手を握りながら走り出した。
私は嬉しすぎて、恥ずかしくて、飛んでいきそうな気持ちになった。
4/24/2026, 12:22:39 PM