今日にさようなら落ちていく日と、去っていく友人の背を眺めながら月を待つ。この静かな時間が、終わりを感じるこの時が、一日の中で一番好きな時間だったりする。たとえ作り物であろうとも、日も月も美しい。たとえ機械であろうとも、友人がいるのは嬉しい。もう終わった世界で、次の日が来るのを待つ。今日にさようなら、明日におはよう告げるため、僕は今日も生き続ける。
2/18/2024, 9:56:02 PM