君が死んだ。抜けるような青と羊雲が眩しい。遠くまで行けそうな風が、どこまでも続く草原に吹き付けた。地面を背中に感じながら、手を握ったままなのに君はもう返事をしてくれない。否、もう二度と返事をしてくれないでしょう。だがそれで良いのです。すぐに僕も君に追いつくのだから。実はもう目も開けていられないのです。だから、「また会いましょう」_僕の愛しい人よ
11/13/2024, 1:37:46 PM