「君を支えるから」
あの人は私にそう言った。
その一言を信じて私は彼に身を委ねていた。
彼に頼り、彼に言われるがまま、私は生きてきた。
だけど、私はうまく彼に踊らされていただけだった。
彼に助けてもらったら、欲しいものを買ってあげる。
彼の心が寂しいから、体を重ねる。
ギブアンドテイクっていう言葉はそこにあると思った
しかし、あの人の優しさは欲を遥かに上回る。
私のお金が底をつく寸前に気づいて
私はあの人と連絡を断つことにした。
あの人がどんな甘い言葉を使ってきても私は無視した
それから半年が経った今は、新たな道を歩んでいる。
誰かに平安を求めるのではなく、
地に足をつけて自分の意思で働いている。
今、私が星に願うのは
「私自身を好いてくれる人に出会わせてください」
そう、あの人みたいに
自分の思うがままに人を操る偽物の恋心ではなく
自分の心に身を任せ人を愛する高貴な恋心を持つ人に
私は出会いたいのです。
2/11/2025, 8:04:07 AM