名無し

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ある程度の倫理に則ったルールなら。
親、先生、校則。
私は、守ってさえいれば、従ってさえいれば、
いい子でいられたし楽に生きられた。
もちろん自由は無いし、楽しみや喜びも特に無かった。
でも大きく苦しむことも無かった。

それに比べて、社会は自由だ。
自分で選べるし自分で決めることができる。
しかし、自由を手に入れた分、責任が伴う。

上手くいかないことも多くある。
この選択が誤りだったらどうしよう、と不安で押し潰されそうになることも多い。

子どもの頃は、親や先生、校則、そんなルールが
私を縛ると同時に私を守っていたのだろうか。
楽しくは無かったが楽だったあの頃にふと戻りたくなる。

親や先生、学校、そんなルールがなくなった今では
まるで "俺がルールである" かのごとく
「もっとこうあるべき。」「もっとこういう人間になれ。」
と私を縛る存在が出てきたりもする。

しかし本来、私のルールは私にあり私が決めることである。
私の人生に責任をとれるのは私だけなのだから。
誰かに従い、失敗したとして誰も責任をとらない。
故に、私のルールは私が決めるべきなんだ。


こんな私は
正しいだろうか。正しくないだろうか。
いつか私の人生も誰かにジャッジされるのだろうか。

4/25/2024, 4:30:21 AM