すゞ

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詩のようなもの0018

足音

帰宅が遅い彼の足音で目を覚ましてしまう。
寝返りを打って眠りに飛び込むが、待っていてくれない時には寝はぐれてしまう。

気にしない。
仕事が忙しい。それはお互い様。

でも。
軽く苛立ちながら眠気を待つのが嫌だ。

誰かと一緒に暮らすのは大変。
独りで生きていけるように
訓練してきたから、大変。

足音が気にならなくなるまで
あと
どれぐらいかかるのだろう。

8/18/2025, 10:45:39 PM