男が私の手を引いて走る。
男は筋肉質で背が高い。
しばらく走った。
何かから逃げているみたいだ。
もう走れない、、と私が訴えると、
近くにあった小屋に2人で飛び込んだ。
はぁはぁと荒い息づかいで、
2人はその場に座り込む。
3畳ほどしかない、小さな小屋。
明かりもない、昼間でも暗い部屋。
周りは静かで、
2人の息の音だけが部屋の中で響く。
手が触れた。
見つめ合う。
私の中に、
何かが湧いてくるのを感じた。
男の胸板に手をあてる。
夢が醒める前に。
その唇に、、。
「!!ララララィッララララィッラララ…!!」
もう何年も変えていないアラーム音が
私の頭をたたく。
ああああああ!!!!
あとちょっとだったああああ!!!!
もう一回寝て続きを……
「ママー起きてーーー」
あああああああああああああ
3/20/2026, 11:30:29 AM