壊 玖 麗 秋 エ ク レ ア

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テーマ:風邪

「…」
喉が痛すぎる
声がまるで出ないし、痛いせいで唾も飲めない。
とりあえず、体温計を手に取り脇に挟む。しばらく経つと、ピーッと音がなりとりだすと、
         " 3 8 . 8 "
と映っていた
あ~、これでは学校は無理そうだな。
お母さんに声が出ないため紙に書いてつたえると、病院にはいけとのことだった。
マスクを苦しいがとりつけいつもの病院は九時からだとわかると、液体なら飲めるかもという淡い期待でお茶を飲み込んだ
あぁ、いやそんなことない。
痛い
「…ぅ""……」
まずい、これではだめだ
お母さんには悪いが、仕事を休んでもらわなければ私一人でどうこうできなさそうだ。
その意を伝えるとオッケーらしい。
とりあえず、九時になるまでは一時間半ほどある。それまでは小説、YouTubeでも見ていよう。
痛みに負けず、唾も飲み込んでおくことにする












「こえはいちお"うでる"」
「ナイス。病院いくからな、だから用意しろ」
お母さんがほっぽり出して用意した服をゆったりと着替えてスマホだけもっておく
車のエンジンがかかる。
その後は眠っていたようで、気づけば病院にいた
「ア、人少な…」
「うん"」
人は少なく、すぐにでもいけそうだった
数分ほど待ち、検査室…?に入る。すると、昔から見慣れた顔が見えた。
「はーい、高澤さ…あっリナ!?」
「高澤さんですよぉ~」
それから検査をして、インフルエンザではないことがわかった。心底よかったと思う。
帰りに、寒いから、とからあげクンを買った。
あと肉まん。
恐らく、すでに熱は冷めていた。
それでもいいだろう。だって熱はあったのだから。

12/16/2022, 12:27:34 PM