言葉の意味が、人によって違うことが怖い。
文化、宗教、言語が違えば当然。それらが同じであっても人によって様々。性別が違えばなおさら。
ここでも、そうだ。
たくさんの人が同じ言葉で作文する。読めばそれぞれの違いに驚かされる。
思考は言葉で組み立てる。言葉は概念と、人生経験を通して少しずつ結びつく。
概念が、思考が、言葉で伝わる望みはない。言葉は相手の概念、思考に再変換されるから。
言葉は、何かを呼び起こすことしかできない。相手の心で動いたものが何であるかは、わからない。
本当に伝えたいなら、行動で示すしかない。言葉は補助的なツールとして活用し、一方ではアートとして楽しむこともできる。
言葉の性質を捉え、それでも言葉を信じるか?
ツールとアートの間、行動はみえず、言葉だけが流れる。
それでも、言葉を信じ、今日も書く。
これは、言葉にするという行動だ。
あなたにも書いてほしい
という、言葉の代わりの行動だ。
6/3/2022, 2:23:17 AM