あの日、私は出会ってしまった。
それはとても美しく、
すれ違うときに起こる風は
何ともいえない甘い香りがした。
振り向いた瞬間、
目が合ったような気がした。
私は思わず目を逸らした。
本当は気になって仕方がない癖に。
少し距離を置いたが、もう我慢できなかった。
小走りでさっきの場所まで戻る。
居た。ちゃんと居てくれた。
腕を掴み、躊躇なく家に連れて行った。
2ヶ月前の話
それは今、冷たく暗い野菜室の中
林檎
(君は今)
2/26/2026, 10:19:40 AM