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「マグカップ」(詩)

ほんの僅かに砂が入って
放置されていたマグカップから
小さな芽が出ていました
なんの芽なんだろうか?

この芽を育てることにしました
少し砂を変え水を与え続けたら
枝が伸び豆のようなものが出来ていました

1つだけ千切ってました。
豆には絵文字の模様

他の豆を見たら
他の豆にも絵文字模様

模様には喜怒哀楽の絵文字
最後の豆には

「1日1日ご苦労様。
この豆はその日に起きた嬉しかったことや
悲しかったことを消してくれる豆です。
必要になったら、この豆を膳して飲んで下さい」

不思議な枝が
マグカップから育ちました

6/16/2025, 6:25:41 AM