夏子

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昔…

修学旅行に行った時、皆がこぞって
買ったのが「星の砂」なる物…

小さな瓶に入った星形の砂は
中学生には、とっても魅力的だった

持ち帰ってからは机の上に置いて眺めた

そのうち、瓶を開け手に取っては小さな星の砂に触れ、旅の思い出にふけっていた

思い返せば、人は宇宙に思いを馳せる

それは、果てしない時間を巻き戻すならば
自分たちが、天高く宇宙から舞い降りて
きたかもしれない…

そんな、空想さえしてしまうからかも
しれない…

だから、「星のかけら」によく似た
「星の砂」にさえ心を奪われ見入って
しまうのも、ある意味自然な流れだろう




1/9/2025, 1:43:59 PM