小音葉

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まぁるい天に星が廻る
描き殴れば色落ちて、けれど透明には至らない
塗り重ねれば重く重なり、やがて剥がれ落ちて行く
骸の山、いつか砂となり
大地は子を孫を育んだ

轍を蹴る
指先を伸ばし、躍動する
刹那、鳥になる
空は廻る、転がり、落ちる
変わらない
ゆえにこそ、途方も無い天がある
寝返りを打てば聞こえるだろう
踏み締めた時の声

彼らは君を突き放す
今はまだ血を滲ませ歩め、乾け、飢えて走れと

(さぁ冒険だ)

2/25/2025, 10:34:55 AM