優しい陽の明かりと頬杖

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星が溢れる


あなたと いつか
見上げた 空は 忘れ ないわ
哀しい ことが たくさん あっても
あの 窓辺から 流星が 落ちて きた あの夜
そっと 祈ってた あの 約束は 
この世界から 君の 体が いつか 星と なって
生まれ 変わる まで 内緒に するわ

星が溢れる 窓辺に 光る
幾千の 神話と 歴史と
街の 明かりが 君の 両手に 渦を まくから
また 微笑んで いてね

天使が 蒼空に
君の ところへ 舞い降りた
悲しみも 切なさも 何もかも 音を立てて
十字を 切るように 流れる 星たちよ
私の 願いを 聞いて

千年後も 幾千の 星たちの 祈りを 前に
あなたと 私の あの かがやいた
星たちが 集って 見せて

星が溢れる あの夜に 君と 見た夢
かがやいた 空に 天使が
流星の 矢をはなち
悲しみを ふりはらい 空が 晴れていく 
星たちの 祈りを 忘れ ないよ

あぁ 窓辺に 天使が 現れて
君の ドアを ノックした あの夜に
十字を 切って そこから 始まった あの神話は
今も 続く 君が 永遠に 追いかけた
あの夢は まだ 消えて ないよ




星たちが 祈りを
君に 何を 捧げる?
あれは 空の 果に えがいた
永遠を 告げる 約束は 何色?

悲しみ 塗りつぶす
絵の具は 天使が くれた
神話を 彩る 秘密の 呪文で

時を 止めて 息を 止めて
重なる 唇に 溢れた
たくさんの 星の 祈り

星が 溢れる
彼方から 君の 頭上を 流れて
十字を 切るたびに 僕らは
この 世界 冒険を 続ける ことが できるよ

あの 扉を ノックした
窓辺に 天使が 光を たくさん 放ち
僕の 世界の 闇を 祓って
空が 晴れてく 星の 祈りを
忘れ ないよう 体に 残して おくから

窓辺 から見た 星は きれいだ
何度も 救って くれたね
きっと 君と 見た あの夜は 僕の 心に
流星が 落ちるたび 思い 出すだろ

君と 見た 星の ロマンス
十字を 切って
幾千の 星星に 願いを 込めた
幾千の 約束

いつか 君が ここへ 来るとき
そっと 願いを 話すよ
それまで 蒼空に
願って いてよ 僕に 会えるまで
この世界が 終わるまで 
銀河の 願いを そっと 祈って






あれは アンティークの チェアーを 
買うために 街へ 繰り出した
空は 星星の 祈りを 捧げる ために
綺麗な ライトで 照らした 12月の あの日

君と パパと ママも 銀河の 祈りを
十字を 切って 星に 祈った あの日の ことを

千年経っても ここへ 来て
忘れ ないよって 言うかな?
星空は 二人の 約束を 思い出し
千年後も ここへ 会いに 来るかな?

祈りが 届く 悲しみも 捨てて
音楽は 静かに 夜に 響いて
あなたに 会いに来る 千年後 超えた 約束は?
貴方は いつも 何を 祈って
私に 会いに 来たの?   

千年を 超えた 遠い 銀河も 
約束を 叶える ために 君の 頭上に
あの窓辺に 天使が 矢を放って
悲しみを 撃ち抜き 空を 晴らした

幾千の 祈りを 聞いて
会いに 来るよ
千年の 祈りを 超えて 
星が溢れる この夜に 天使が やって 来るよ





銀河の 蒼空に
息を 整え 君に 祈る
まわり 出した 運命が この空を 染めるから
途切れ 途切れの 呼吸に 
思い出 重ねて 願いを かける

あまりにも 散っていく かけがえの ない 星星
君の 願いを 聞いて 集まってくる 神話さ

何者にも 変えられない
透明な 心の 果に
僕たちでも 見ることの なかった
空の色を 染め上げてく
天使の 放つ矢に 撃ち抜かれて
消えてく 悲しみの 余韻が

僕の 祈りは まだ 君が 知らない 世界を
走り 抜けてく 長い 瞬間だ 
閃光を 放って 消える 時が 来るまで
静寂を 駆け抜けて 
蒼白を 切り裂き 現れる
真夏の 夜空の 霹靂だ

この時を 待っている
君が 祈りを 止めて しまわなければ
また ここに 来るだろう
永遠の 祈りを 聞いて ここへ

まだ 君の 情熱が
まだ 君の 光が
まだ 届かない 祈りが
この世界が 生まれた ときから
運命に 彩られた 宿命が まだ 光っているから

祈りを 忘れないで またここへ くるから
きっと 千年前の 約束を 聞いて ここへ

瞳の 奥に 目蓋の 裏に 君の 深層に
かがやいた 頭上の 星を 思い 出して
君の 約束を いつかは 僕に 聞かせて

星の 花が 銀河の 河が 
君の 両手に ひろがった
静寂な 夜に 溢れてく
星が溢れる この夜の 果てが 向こうまで

3/16/2024, 12:31:14 AM