海喑

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朝、目が覚める、君は隣にいない
また徹夜したな。とか体大丈夫かな?
とか考えながら
私はベッドから出る
白湯を飲んで、スキンケアをする
朝ごはんを作る
前まで不器用だったけど、頑張って作れるようになった
褒めてくれた
嬉しかった。
だから私が作れる時は頑張って作る
君にはしゃけおにぎりを握ってあげる。あとお味噌汁も
君は眠そうにしながらパソコンに向かってる
私も構ってほしい
なんて。
そう考えながら私はしゃけおにぎりとお味噌汁とお箸がのったお盆を机に置く
頑張ってね。
と呟いて
頭を少し撫でる
そして部屋を後にする
キッチンに戻って私のご飯を盛る
いただきます
といって私は鮭を口に入れる
うん、いつもより上手く焼けてる
良かった。
そして他のものも全て食べ終わり、ごちそうさまでした。
といって食器を洗う
そのタイミングでガチャリ、と君の部屋が開く音がした
これ、お願い。あと、ありがと。
と言って君は部屋に戻る
ちゃんと全部食べてくれてる。嬉しい。
そう思いながら私は食器を洗って外に出る
化粧水が切れそうだから、薬局に行って買い足す
君に一言、「今から薬局行くけど、何かいるものない?」と聞く
君は「特にないよ〜、大丈夫〜」と答える
「おっけー」といって私は着替える
そんな遠くないから、半袖パーカーでいいや、と思ってTシャツに半袖パーカーを羽織る
猫耳が付いてるものだったが以前君が可愛いと言ってくれたものだから別に恥ずかしいとは思わない
財布の入ったバッグをもってスニーカーを履いて「いってきまーす」といって外に出る
天気は晴れだ。かっこよさとかで私は曇天の方が好きなのだが
空が晴れていると心も晴れ晴れした感じになって私は好き。
気分も良くなったとこだし、買ってくるか。
私はそう心で呟いてその薬局へ向かった

空模様

8/19/2023, 3:38:45 PM