遠くの空へ
東京からモスクワまでは、およそ7500km、飛行機で約10時間ほどらしい。
以前、引退後のゴルバチョフが日本のテレビ番組に出演したのを見た。東京の印象はと聞かれて、空がとても綺麗だと言っていた。当時のモスクワは、いつも曇っていたそうだ。車の排気ガスで大気汚染がひどかったらしい。近年、道路の拡張があったらしいが果たして何かの効果があるのだろうか。
こちらの感覚からすると、東京の渋滞もそれなりのものに思えるのだが。
おそらくゴルバチョフは、環境の観点だけではなく、簡単に言えば街の様子を見て綺麗だと言ったのではないだろうか。冷戦が終結しいよいよ新時代へと思われたが、言わずもがな、プーチン帝政は隆盛を極めている。モスクワの闇は昼夜問わず、と言ったところか。
日本では、少なくとも一般人が暗殺されることはまずないだろう。この一点だけを見ても、街の人々の雰囲気は違うのかもしれない。
空は空だ、と僕は思う。泣きもしないし笑いもしない。空に表情があるように例える人もいるだろうけど、結局は人なのだと思う。朗らかな人には空の機嫌も良く見えるのだろう。そうじゃない人にはその逆に。
いつかモスクワの空も、本当に機嫌が良い日が来るといいですね。
ちなみに、今日のこちらの空は快晴です。元気にタイヤ交換頑張ります。
4/13/2024, 1:13:37 AM