今を生きる
戦争があった時のことを、
今を生きる私たちは知らない。
それはとても幸せなことだと思う。
戦時中の日本の話を聞くたびに、
その時代に生きた人のことを思い、
辛く悲しい気持ちになる。
戦争で死んでいく戦士たち、
戦火で亡くなった人たち、
大切な人を見送らねばならない人たち、
自ら死にゆく特攻隊、家族が死んでおめでとうと言う文化、
命を軽々しく扱った異常な時代だったんだと思う。
どれほどの人が、辛い思いをしたのか、想像すらできない。
平和な今の時代を生きる私たちは、
その辛さを味わわなくてもいい。
でも、今の時代の日本でも、
悲しいことはたくさん世の中に溢れている。
その辛さに耐えきれず、自ら死を選ぶ人もいる。
また、他の国ではまだ戦争が続いているところもある。
望まぬ死は、突如訪れることもある。
生きることは、いつの時代も大変さを含んでいる。
私自身は、今とても幸せで、
もちろん辛いことや悲しいこともあるけれど、
毎日が小さなきらめきで満ちている。
そんな幸せのかけらを拾い集めながら、
私は一生懸命に今を生きていく。
7/20/2025, 8:32:02 PM