NoName

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「あ!」
「あ…」
ぼとり、足におちたのは、アイスクリーム型のキーホルダー。コンクリートに直撃していたら、間違いなく傷になっていただろう。良かった、靴の腕に落ちて。
「危なかった〜、ナイスキャッチ!」
そう言いながら、靴の上のキーホルダーをとられる。
「もー、危ないな。せっかく買ったんだから、無くさないでよね」
「うん。約束」

8/12/2025, 7:50:38 AM