わが子たちはそれぞれ、大人になってきた。仕事を持ち、稼ぎ、結婚こそまだしていないがパートナーを見つけ、独立して生活をしている。
自分が産んだのだから当たり前だけれど。わたしは彼らが生まれた時から知っている。
なんにもできなかったのにな...。
この25年ほどを振り返るとき、幼かった頃の彼らの姿を場面ごとに思い出し、そんなに昔のことでもないように思うが、確実に時は過ぎたのだなとも思う。
巣立って行くのは喜ぶべきことなのに、なんだこの寂しさは...。
わが子であることは一生変わりはない。一緒に過ごした日々はわたしのかけがえのない宝物だ。
彼らたちを産めたこと、親子でいられること、大したことではないけれど、わたしにとっては人生で一番誇れることだ。
特別な存在...それはまさにわが子たち。
3/23/2024, 11:56:42 PM