れい

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君の心は本当にきれいで優しい。
そんな君が流す涙すら美しい。
透き通ってすら見える。

見惚れていたけど、、
そんな悲しい顔が見たいわけではない。
(どうしたんだろう)


僕はもう勝手に身体が動いて
近づきハンカチを渡していた。

『泣かないで、、』(スッ、、)

彼女はちょっと驚いていたようだけど、
受け取ってくれた。
「ありがとう。」
微笑んだ彼女はきれいで、でも切なくて、、、
どうしたら。

「少しだけ、そばにいてくれますか?、、」

『え?、ぁ、、はい。』
(い、いいのか?、、)

そうしてしばらく僕は彼女と一緒にいた。
この空間はとてもよかった。
泣いてる理由は聞けなかったが、それでも良い。
君は最後に
「では、また、、」
と笑って去ってった。

『また、、が、あると良いな。』
1人呟いたことは秘密。

5/21/2023, 8:29:39 PM