籠の中

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1/12/2026, 1:40:05 PM

このまま、天井とにらめっこ。ずっとずっと布団に沈み込む。
地球に包み込まれているみたいな感覚。光が見えない部屋。

アンタが太陽のように笑う世界にさようなら。
私は私らしく、ずっとずっと言葉も失って、死にたさを抱えたまま、眠る。
キスでもなく、痛みで目を覚まして。

1/11/2026, 1:35:18 PM

君を駅までおくる散歩道。居酒屋のあかりと騒ぎ声と、焼き鳥の匂い。街灯が私たちのぼやけたスポットライト。
改札前でバイバイと手を振る。君は何度も振り返って手を振った。帰り道は寒くて、骨の髄まで寂しい。

1/10/2026, 10:45:15 AM

15歳の時は、20歳になんてなれないと思っていた。
常に消えてしまいそうな心を抱えて、もうこんな歳になったんだと感心する。

高架橋の下で電車を睨みつけた中学生の私の横を、ヘッドホンで大好きな音楽のイントロを聴きながら通り過ぎた。もう、毛嫌いしないで明るい曲が聞けるようになったんだよ。

1/9/2026, 11:27:55 AM

三日月が微笑んで、こちらに手を差し伸べたブルーな夜。まばたきをした星たちが、こちらに向かって流れた。甘くて少し煙っぽい、星の香り。

僕も星と一緒に空と溶け合って。地球をつつみこめたら。

1/8/2026, 10:49:58 AM

色とりどりの花を詰め合わせた束を暖かい笑顔で渡してきた貴方をみて、ああ分かり合えないと思った。
貴方は色んなことのバランスを綺麗に保てるけれど、私はできない。

私がつくる花束は、全部同じ色で、そんなすすきみたいな葉っぱの場所はない。私の偏りは個性であり最悪な欠点だ。それに失望されるまで、あとどれくらい?

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