感謝の言葉、謝罪の言葉、恥ずかしくって、意地を張って伝えられない時がある。
　言おう、言おうとしても、思ってもない別の言葉が口から出て、相手に呆れられることはないだろうか。
　大人になって成長することで素直に言えることもあるし、絶対に言わない大人だっている。
　人間って不思議だね。


言葉にできない

　花より団子っていうけど、同意しかない。やっぱり団子だよ団子。
　春こそ三色団子、とろりとした蜜のかかったみたらし、ずしっとした餡子のせのせの団子はいいもんだよね。
　あと春の食べ物はタケノコご飯が好き！炊きたてのタケノコご飯をはふはふいいながら食べちゃう。
　タケノコを焼いてバター醤油であえたものも美味しかったなあ。


春爛漫

　誰よりもずっと、生まれてきたことについて考えてきた。
　生まれたきた意味があったのだろうか。なにかを残すために生まれてきたのだろうか。だったら、自分は何も残したくないな、と思う。塵も残したくないほど。
　だって、自分が好きじゃないだから。
　自分ではなく、自分とは別の性別、顔をした人間が生まれたなら、もっと良い、違う人生を送っていたかもしれない。人生の大半は運で決まると思ってる節があるからだ。運悪く、両親の悪い所を引き継いだ自分は、……言うまでもないだろう。
　どうして「自分」が生まれてきてしまったのか。
　生まれなかったままなら、「無」であったはずなのに。
　



誰よりも、ずっと

　保証はないんですよね。「あなたを愛する｣と誓いあっても。
　二人してずっと一緒にいれるだろうか？別れる日はくるんじゃないか？二人一緒に亡くなるなんてこと、絶対ないのに。
　それでも一緒いたい、一緒に経験していきたいこといっぱいあるよ。あなたと生きていたいよ。
　相反した気持ちはたしかにある。
　でも、希望がある方がいいよね。

これからも、ずっと

　まだまだ日が昇っていたり、夕日に照らされていたり、夕日が沈んでいたり…。
　帰る時間。季節によって太陽の沈み方がまちまちである。
　何で？とは思っているが、特に調べようとは思わない。調べてみようと思えばスマホがあるのに、別にいいか、とSNSを立ち上げることが多い。
　それにしたって、帰る時間は明るい方が良いよな。暗くなった道を歩くのは億劫だ。
　そう、冬のことを言っている。暗い道、日が沈んで、さらに寒い。凍えながら歩く私は、まだそんなに寒くない頃、空に登っていた夕日が恋しくなった。
　

沈む夕日