これで最後と
何度も言い聞かせた
前を向いて進んだ時
君から見える僕の背中は
どんな感じなんだろう
月華

まってまってと
よちよちな僕
ほら手を出して待っててあげるから
ここまで来てごらん
月華

透明の靴を履き
両手で目を隠す
私には早い
まだ知らない世界は
月華

あぁ…もう私は貴方にとって
通りすがりの人になったのか
勇気出して送った言葉
そこに返ってくる言葉はない
私一人が記憶の海へと
溺れていくの………
月華

影絵を見るには光がいる
私の影を見るための光は
どこだろう
月華