10年前のぼくは今日のぼくがどうしてるかなんて
気にもしていないだろう
今ぼくは一生懸命生きてるよ
毎日仕事に行って人のために、自分のために
頑張ってるよ
あとね、ハンバーグとプリンが好きなんだ。
変わってないよ。
一生懸命がんばったから
今日はハンバーグを食べにいくんだ
安心して大人になってね
あの頃の私へ
時間、仕事、学校、お金
生きてる限り逃れられない
繰り返し同じような毎日を
うんざりするほど生きてきた
また明日も同じ時間を繰り返す
逃れられない
どれだけ歩いても出口が見つからない
歩きながら宝探しをしよう
青空をみて
海で波の音を聞きながら寝転がって
夜空を見ながら流れ星にお願いをして
公園のベンチに座ってぼーっとして
特別なことは何もしないで1日を過ごす
楽しいことを探しに
また明日も『特別』を探しに生きていく
また明日
ぼくはここにいるのに
誰もぼくを見てくれない
晴れた暖かい日に草むらで
寝転がって空を見る
何も考えたくない
何をしたらいいかわからない
どこか遠くに
ぼくを誰も知らないところに
行ってしまいたい
誰かぼくを見つけて…
透明
将来は社長になりたい
一軒家で犬を飼いたい
外車に乗って弟を焼肉に連れていく
そんなことを毎日のように言ってるあなた
夢を見るのはいいことだけど
そこにぼくもいるのかな
どんなに困難な道でも一緒に頑張るから
だから置いてかないで
あなたの理想の人になるから
ワガママは言わない
泣いたりもしないから
でも本当はありのままを好きでいてほしかった
自分の気持ちを隠して
あなたの理想になる
理想のあなた