4/7/2024, 12:34:14 PM
沈む夕日と昇る朝日
スッと差し込むオレンジ色は
どちらも暖かい
「もう一周走る?」
「OK」
夕練も朝練も
好きな奴と一緒
頬を染めるオレンジ
今日を終えて明日が始まっても
火照る色は
いつまでも暖かい
#沈む夕日
4/6/2024, 12:23:59 PM
君の目を見つめると
"嘘"や"誤魔化し"なんて
何の意味も成さないことだと思い知る
「言い訳は? あるの?ないの?」
厳しい目を向けられて
パソコンの電源を落として布団に戻る
「わかったわかった。おとなしく寝るから…」
「鬼の居ぬ間に、だなんて甘いわよ?
39度の高熱で仕事をすることは断固禁止!!」
君の目には優しさしかない
だから
目を背けることなんて、できないんだよ
#君の目を見つめると
4/5/2024, 1:40:45 PM
星空の下で
きみは泣いていた
星空の下で
ぽろぽろ涙が流れていて
それは
流れ星みたいに
見えたから
「きみが救われますように」
僕は3回
心の中で願い事をした
#星空の下で
4/4/2024, 12:49:38 PM
「それでいい」
貴方の赦しは
私の心を泣かせる
「それでいいんだよ」
貴方の赦しで
私は壊れずに、今も……。
#それでいい
4/3/2024, 10:26:14 PM
『ゴミはゴミ捨て場へ』
大きな看板が目立つ川辺のキャンプ場
「すまん。1つだけ……買い忘れたものがある……」
グツグツと肉と野菜が煮込まれている
大鍋を前にして
買い物担当の友人は言った
残りの3人はピタリと動きを止める
「この段階で言うのは非常に心苦しい……!だが、
"カレールー"が無いことを正直に告る!!」
「「「わかった!!!」」」
息を揃えて立ち上がった3人は
買い物担当を担ぎ上げる
高速で『ゴミ捨て場』へと向かった
#1つだけ