紅茶の香りのする香水を
つけてみた
夫は気付いてくれるかな
今夜はちょっぴり
夫とイチャイチャを
もっと楽しみたい気分なのだ
気付け気付け気付け
紅茶の香りがする香水を
かいだ
妻からだ
何かいい匂いがする
今日は少し気分がいい
あとで香水のことでも語ってやろうか
楽しみだ
愛言葉
いつにもなく愛言葉を言ってくるお前
なぜにか照れる俺
俺達はいつも愛言葉を言っている
おじいちゃんおばあちゃんになっても
言い合ってたいな
そう言うと
当たり前的に私は言うよ
だって貴方のこと愛してるもの
と返ってきて俺は
俺はお前を愛してるから俺も同じく言うよ
と言ったら嬉しそうに微笑むお前を見た
友達がいっぱいの俺
ヤキモチを妬いて欲しい俺
だけど妬いてくれないお前
どう思う?
友達がいっぱいの夫
妬いても良いのか?妬くのは違うような気がする私
でもやっぱり夫を独り占めできてる気がして
なぜかそれができてる気がして
優越感にひたれるんだよね
だから妬かなくても大丈夫なんだよね。
と言うと
やっぱりな
と返ってきた
行かないで
っていつも仕事へ行く前に言うと
キスして夫が
終わったらすぐ帰るから待っててね
と言う
それを聞いて
しぶしぶいつも仕事へ夫を送り出す
私だった
行かないで
と言って泣きついてくる妻を見て
毎朝行ってきますと言う俺
早く帰ってやりたい
だから今日も定時で帰る俺
今日もあの笑顔で出迎えてくれるかな
どこまでも続く青い空
を見ようとして車から首を出すと
危ないよと
夫が言って片手で私を引っ張ってくれた
私はドキッとして
夫の方を向く
夫は真剣な表情をして運転をしていた
そこでもまたドキッっとして
夫の話を聞けていなかったことは
内緒だ
まったく
危ないって言ってるのに
聞きもしない
どうしてそんなに
おっちょこちょいなんだ
気を付けてくれよな
危なっかしいたりゃありゃしない
でも可愛いから許せてしまう自分がなさけない
説教をしなきゃいけないな