アメノ シズク

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10/21/2022, 10:50:49 AM

音を消した画面の中で

知らない俳優が何かを叫んでる。


夜のバイパスのアンダーパスで

酔った女性が何かを叫んでる。


最終電車の先頭の車両で

汗をかいた子供が何かを叫んでる。


みんな何かを叫びながら

喉の奥に鉄の味を感じながら

日々を生きてる。







ー声が枯れるまでー

10/20/2022, 11:24:17 AM

「トレスレチェが食べたいの…」

いきなりのお前からの電話

夜が終わる頃の空が紫の時間

隣でネコが丸くなってたっけ



突然居なくなっては突然現れる

そんなお前との不思議な関係

また居なくなるんだろう

のら猫のように…









ー始まりはいつもー


10/20/2022, 7:45:33 AM

君と言う名の太陽と

僕と言う名の三日月は

生きて行く世界が違いすぎて

だから一緒には居られなくて

嫌われる芝居をし続けてたのさ

それでいいと思ったから…

それが君のためだと思ったから…

演じ続けた二年間…ありがとう




ーすれ違いー

10/18/2022, 11:08:35 AM

要らない奴はいつも
俺みたいな奴で
隅っこに居る奴はいつも
お前みたいな奴で

そんな2人でもいつも
なぜか笑い合って
見上げた空はいつも
なぜか眩しくて…
泣けるほど眩しくて…




秋晴れ

10/17/2022, 11:20:52 AM

『忘れたくても忘れられない』


闇の黒が強い夜は

あの人を思い出す


その甘い香りを忘れてしまいたい

その声の湿度が忘れられない


毎日が乾いていたあの頃

今夜はどこかで微笑んでいるのかな…










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